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成都・三大炮(サンダパオ) ── パンッ!パンッ!パンッ!音で楽しむパフォーマンス菓子

四川省の省都・成都(チェンドゥ)は、パンダの故郷であり、世界的に有名な四川料理の本場。成都の路地裏を歩いていると、「パンッ!パンッ!パンッ!」という軽快な三つの音が聞こえてくるかもしれません。
これは、成都の名物菓子「三大炮」を作る時の音。蒸したもち米の団子を勢いよく銅製の台に打ち付け、その衝撃で飛び跳ねて芝麻(ごま)と大豆粉をまぶした黄な粉のベッドに着地する——この一連のパフォーマンスが「三大炮」の名の由来です。日本の「ぶつかり団子」のような見た目ですが、その迫力ある制作過程は、食べる前から楽しめるエンターテインメント。甘くてモチモチした味わいと、臨場感あふれるパフォーマンスが一体となった、成都ならではの体験ができる一品です。


 
1、三大炮の3大魅力

  1. 「パフォーマンス」として楽しむ制作過程 三大炮の最大の魅力は、そのパフォーマンス性にあります。作り手は、蒸したてのもち米の団子を手でちぎり、空中に放り投げるようにして銅製の台に打ちつけます。この時、台の上に並べられた2つの小さな銅器が振動し、「パンッ!パンッ!パンッ!」という三つの軽快で大きな音を立てるのです。最後に団子は芝麻と黄な粉が敷き詰められた容器に飛び込み、出来上がり。この一連の流れは、まさに職人技。美味しさを味わう前に、目と耳で十分に楽しめるエンターテインメントです。
  2. 「モチモチ食感」と「素朴な甘さ」の絶妙なハーモニー パフォーマンスだけではありません。口に入れると、芝麻の香ばしさと黄な粉の素朴な甘みが口中に広がり、もち米のモチモチとした柔らかい食感が楽しめます。甘さは控えめで、芝麻の香りと黄な粉の風味が主役。日本の和菓子のような上品な甘さとはまた違った、素朴で懐かしい味わいが特徴です。芝麻(ごま)と黄な粉(きなこ)は日本でもおなじみの食材なので、日本人の口にもとても馴染みやすい味といえるでしょう。
  3. 成都の「祭りの雰囲気」を感じる路地裏の名物 三大炮は、成都の路地裏で生まれた、祭りのような賑やかさを感じさせる名物菓子です。その名の由来である三つの音は、大砲(炮)の轟音を連想させ、お祭り騒ぎのような賑やかさを演出します。成都の人々にとって、三大炮は「音」「パフォーマンス」「味」の三拍子が揃った、特別な楽しみ。路地裏の一角で繰り広げられる小さなパフォーマンスは、成都の活気に満ちた日常の一片を切り取ったような体験を届けてくれます。


 
2、最適な食べ方プラン

  • ベストシーズン: 一年中楽しめますが、特に成都の気候が過ごしやすい春(3月~5月) と秋(9月~11月) がおすすめ。屋外の散策がてらに味わうのに最適です。
  • 理想の時間帯:
    • 成都の観光名所「錦里」や「寬窄巷子」を散策している日中に、途中休憩やおやつとして楽しむのが地元流。
  • アクセス(食べる場所): 成都市内なら、錦里古街や寬窄巷子といった観光スポットにある屋台で気軽に注文できます。特に錦里では、三大炮のパフォーマンスを間近で見られる店が人気。


 
3、フォトグラファーとSNS映えした写真を狙う方へ

パフォーマンス性の高い三大炮は、動画や写真でその魅力を伝えるのにぴったり。
  • 動画撮影が鉄板: スマートフォンなどで、団子が打ち付けられ、音を立てて跳ねる制作過程全体を動画で収めましょう。臨場感あふれる貴重な一枚になります。
  • 定番ショット: 芝麻と黄な粉をまぶされた、3つの団子が並んだ完成品を真上から俯瞰で撮影。
  • ユニークな構図: 職人が団子を打ち付ける瞬間の「手元」や「真剣な表情」をクローズアップするのも素敵。


 
4、おすすめの旅行者タイプ

  • 体験型観光が好きな方 ★★★★★ 食べる前のパフォーマンスを楽しみたい方に。
  • 家族旅行(お子様連れ) ★★★★★ 音と動きのある制作過程は、子どもたちの興味をくすぐること間違いなし。
  • 写真・動画撮影好き ★★★★★ 他ではなかなか見られない制作過程は、最高の被写体。
  • 和菓子・もちもち食感が好きな方 ★★★★☆ 芝麻と黄な粉の素朴な甘さは、和菓子好きにもおすすめ。

「成都の路地裏で、音と動きのある楽しいパフォーマンスを体験したい」「目と耳でも楽しめる、ユニークな成都スイーツを味わいたい」「子どもと一緒に楽しめる、ワクワクするような名物を探している」—— 成都・三大炮は、そんな思いを叶え、成都旅行の思い出に残る楽しい体験を約束してくれるでしょう。
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