美食概要:
九寨溝の神秘的な湖と青空をご存知の方は多いでしょうが、実はもう一つの隠れた名物が「牦牛酸奶(マオニウ スアンニャオ)」です。
発祥地は四川省西部の高原地域。昔、遊牧民族のチベット族が、ヤクの乳を無駄にせず保存するために、伝統的な発酵方法で作り出したのが始まりといわれています。
今では「濃厚で酸味があり、後味さっぱり」、標高3000メートルの大地ならではの素朴で力強い味わいが楽しめる名物料理となりました。
食べられる都市
本場の味を求めて遠く九寨溝まで行かなくても、以下の都市で本格的なヤクのヨーグルトを味わうことができます。
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九寨溝: 発祥の地。景勝地周辺のチベット族の家庭や老舗店で伝統的な味を提供。
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松潘: 古くからの交易の町。チベット文化が色濃く残るエリア。
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成都: 四川料理の中心地。ヤクのヨーグルトを都会風にアレンジした店も。
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北京/上海: 各地のチベット料理店や高級スーパーで「牦牛酸奶」の看板を見かけることができます。

食べるときのポイント
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酸味の調整: 伝統的な製法のものは酸味が強い場合が多い。初めての方は砂糖や蜂蜜をかけて食べるのがおすすめ。
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食材の種類: ヤクの生乳を主原料とし、伝統的な発酵方法で作る。
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おすすめの食べ方: 青稞粉で作ったツァンパやドライフルーツをトッピングして。朝食やデザートとして最適。
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注意点:

美食の特徴と魅力
ヤクのヨーグルトの最大の魅力は、その濃厚な口当てと深いコクにあります。標高の高い草原で育ったヤクの乳は、一般的な牛乳よりも脂肪分が高く、栄養価も豊富。チベット族の伝統的な発酵方法で作られるため、酸味が強く、後味はさっぱり。日本のヨーグルトのような滑らかさとは異なり、少し粗めの食感が特徴です。高山地带の厳しい環境で生き抜くチベット族の知恵と工夫が感じられる一品です。
食材と調理法
主な食材:
基本的な作り方:
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ヤクの生乳を鍋に入れ、弱火で沸騰するまで温める
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沸騰したら火を止め、人肌程度まで冷ます
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伝統的な発酵剂を加え、よく混ぜ合わせる
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容器に移し、布で蓋をして常温で一晩発酵させる
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固まったら冷蔵庫で冷やして完成
料理のコツ:
おすすめ店舗
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扎西徳勒蔵餐庁(九寨溝): 景勝地からほど近い老舗。伝統的なヤクのヨーグルトを提供。
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香格里拉蔵家楽(松潘): チベット族の家庭料理が味わえる。
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天上人間蔵餐庁(九寨溝): 夜景を楽しみながらの食事が人気。
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成都・蔵雲閣(成都): 都会で本格的なヤクのヨーグルトを提供。

ヤクのヨーグルトは、九寨溝の雄大な自然とチベット族の温かいもてなしが詰まった料理です。高山ならではの素朴な味わいを、ぜひ現地で体験してみてください。