上海の秋を代表する絶品グルメといえば、なんといっても「大閘蟹」。日本では「上海ガニ」の名で親しまれるこの淡水蟹は、濃厚でとろけるような蟹味噌(カニミソ)と甘みのある身が特徴です。毎年9月から12月にかけての限定味覚で、現地では「九月团臍(メス)、十月尖臍(オス)」という言葉があるほど、時期によって違う味わいを楽しめる特別な食材です。
1、太湖が育む"湖の宝石"
大閘蟹の主な産地は、上海に近い江蘇省の太湖や陽澄湖。きれいな湖で育った蟹は、泥臭さがなく、独特の甘みを持つのが特徴です。中国では古来より「蟹は秋の味覚の王」と称され、詩人や文人たちもその美味しさを詩に詠んできました。中でも陽澄湖産は最高級品として知られ、本場上海では毎年秋になると、蟹を求める人々でレストランが賑わいます。
2、大閘蟹の4大魅力
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黄金の蟹味噌: オスの蟹にあるクリーミーな蟹味噌は、濃厚な風味が口中に広がる
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甘く繊細な身: 日本の蟹よりも繊細で上品な甘みが特徴
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季節限定の贅沢: 9月〜12月の短い期間だけ味わえる貴重な味覚
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こだわりの調理法: しょうがとネギを加えた湯で蒸すだけのシンプルな調理が素材の味を引き立てる

3、食べられる都市
4、食べるときのポイント
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ベストシーズン:
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9月下旬〜10月:メス(卵が充実)
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11月〜12月:オス(蟹味噌が豊富)
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おすすめの食べ方:
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専門の道具(8点セット)を使って丁寧に
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しょうが入りの黒醋が風味を引き立てる
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体を温める紹興酒と一緒に
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注意点:
5、日本人におすすめの食べ方
「蟹味噌の濃厚さ、身の甘さは日本の蟹とどう違う?」と比較しながら味わうのも楽しい発見があります。専門の道具を使ってゆっくりと身をほぐしながら食べる体験は、上海の秋の風物詩。老舗レストランでは、蟹のプロが丁寧に身を取り分けてくれるサービスもあります。秋の上海旅行の計画を立てるなら、ぜひこの旬の味覚を体験してみてください。