古都・西安(長安)は、かつて日本の平城京や平安京のモデルとなった国際都市。大雁塔のふもとに広がる「大唐不夜城」は、文字通り“大唐の眠らない街”。唐代の建築様式を再現した街並みが、夜になると無数の灯りで彩られ、訪れる人々を1300年前の華やかな盛唐時代へと誘います。最新のデジタル技術と伝統文化が融合したこの空間は、単なる観光地を超え、五感で楽しめるエンターテインメント空間。まるで「歩く博物館」 のような体験は、誰もが夢中になること間違いなしです。
1、大唐不夜城の3大魅力
圧巻のライトアップと没入感のあるストリートパフォーマンス
大唐不夜城の最大の見どころは、闇夜に浮かび上がる圧倒的なライトアップ。輝くライトが唐代風の建築を照らし出す光景は、まさに“不夜城”の名にふさわしく、SNS映えすること請け合いです。さらに、通りでは『霓裳羽衣舞(霓裳羽衣の舞)』 など、唐代をテーマにしたストリートパフォーマンスが随所で繰り広げられています。優雅な衣装をまとった“唐宮仕女” や“西域の商人” とすれ違う体験は、まさに街全体が巨大な劇場。一瞬にして盛唐時代の主人公になった気分を味わえます。
歴史が息づく街並みと見応え抜群の彫刻群
メインストリートである全長約1500メートルの中央歩行道には、唐代の帝王、歴史的人物、英雄の物語をテーマにした9組の彫刻が立ち並んでいます。特に、名君・太宗李世民と彼を支えた賢臣たちを描いた「房謀杜断」 の彫刻は、リーダーシップと補佐役の調和を象徴するものとして知られ、当時の政治の理想形を今に伝えています。これらの芸術性の高い彫刻は、唐代の輝かしい文化と歴史を目の当たりにさせてくれるでしょう。
唐代の食と文化を体験できる“参加型”アトラクション
ここでは、歴史を“見る”だけでなく、“味わい”“体験する”ことができます。「長安十二時辰」テーマフードコートでは、“焼尾宴” などの宮廷料理や“唐果子” (唐代の菓子)を再現した食事が楽しめ、舌でも大唐文化を満喫できます。さらに、AI技術を活用した「盛唐魔鏡旅拍屋」 では、わざわざ衣装を着なくても、画面越しに唐代の人物に変身した自分の姿を記録でき、技術を駆使した新しい観光スタイルを体験できるのです。
2、最適な観光プラン
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ベストシーズン:春(3月~5月)と秋(9月~11月) は気候が穏やかで過ごしやすく、屋外の散策に最適です。夏季も夜は比較的涼しく、にぎわいを感じられます。
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理想の時間帯:ライトアップやパフォーマンスは日没後が本番。夕暮れ時に訪れ、青空から夜景への移り変わりを楽しむのがおすすめです。連休期間中は大混雑が予想されるため、比較的人の少ない平日を選ぶと、よりゆったりと鑑賞できます。
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アクセス:地下鉄3号線「大雁塔」駅から徒歩すぐ。大雁塔は西安市の中心部に位置しており、市内各所からのアクセスが良好です。
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入場料:街歩き自体は無料で楽しめます。一部の体験施設や食事などでは別途費用がかかります。

3、フォトグラファーとSNS映えした写真を狙う方へ
大唐不夜城は、夜景スポットとしても最高の条件が揃っています。
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定番ショット:大雁塔を背景にしたメインストリートの全景。歴史の重みを感じる塔と煌びやかな現代の灯りとのコラボレーションは、ここでしか撮れない一枚です。
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ユニークな構図:「房謀杜断」などの大型彫刻を前景に、ぼかした光の街並みを背景に収めると、ドラマチックで格好良い写真に仕上がります。
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光と色彩を活かす:夕方の“マジックアワー”(日没後の空が残る時間帯)から完全な夜景への時間帯は、青い空と暖色の光のコントラストが美しく、幻想的な雰囲気を写真に収めることができます。

4、おすすめの旅行者タイプ
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写真愛好家・SNS発信者 ★★★★★ どこを切り取っても絵になる風景は、フォトジェニックな一枚を求める方の創造心をくすぐります。
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カップル・ロマンチックな体験を求める旅行者 ★★★★★ 夢のような光あふれる空間は、恋人同士で歩くのに最高のロマンチックスポット。
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家族旅行(お子様連れ・ご年配の方を含む) ★★★★☆ 歩道は平坦で整備されており、屋外の広い空間でのんびりと散策を楽しめます。
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歴史・文化に興味のある旅行者 ★★★★★ 日本文化のルーツの一つである唐代の空気を、体感できる貴重な場所です。