今、中国旅行は安全なのか?――中国で暮らす日本人の声を聞いてみました        詳細を確認する>>

コレクション

コレクションにお気に入りのコースが含まれていません

もっと見る

張家界・金鞭溪(きんべんけい) ── 奇峰が立ち並ぶ水墨画の世界、清流と森林が紡ぐ天然の回廊

スポット概要: 張家界国家森林公園の東部に位置する金鞭溪は、「世界で最も美しい峡谷」 と称えられる全長約7.5キロメートルの渓谷です。その名は、峡谷沿いにそびえる「金鞭岩」に由来します。
金鞭溪の水は土地垭を源流とし、老磨湾で東に向きを変え、花溪や琵琶溪などのいくつかの小川を集めて最終的には索溪に合流します。溪流は一年中澄んだ水をたたえ、乾季でも涸れることはありません。
峡谷は切り立った崖と奇岩に囲まれ、植被が生い茂り、訪れる人を自然が作り上げた山水画の長巻きの中へと誘います。
見所:
  • 金鞭岩(きんべんがん)と神鷹護鞭(しんようごべん): 金鞭溪のシンボルである金鞭岩は、高さ350メートル以上(資料によっては380メートルとも)の巨大な石英砂岩の岩柱で、陽光に照らされると金色の鞭のように輝きます。その傍らには、この「金鞭」を守るように佇む「神鷹」(鷹の形をした岩)があり、二つを合わせて「神鷹護鞭」と呼ばれる景観を形成しています。これは地元で伝えられる、秦の始皇帝が海を埋め立てようとして山を趕った際、怒って鞭を投げ捨て、それが岩となったという伝説にちなんでいます。
  • 西遊記ゆかりの景観: 金鞭溪一帯は、1980年代に制作された經典版テレビドラマ『西遊記』の撮影地の一つとしても知られています。溪谷沿いには、「花果山」や「水簾洞」など、物語に因んだ名前が付けられた景観が点在し、作品の世界観を追体験できる楽しみもあります。
  • 「山水の画廊」を歩く: 金鞭溪は「山水の画廊」とも評されるほど美しい景観が続きます。整備された遊歩道を清流のせせらぎを聞きながら歩けば、両岸に立ち並ぶ無数の奇峰や、濃い緑に覆われた森林を間近に楽しむことができます。四季折々の草花や、時に愛嬌のある野生の猿の群れと出会えることも、この渓谷散策の魅力です。
  • 千里相会(せんりそうかい)と水繞四門(すいじょうしもん): 溪谷の途中には、「千里相会」という名の、二つの岩が向き合っているように見えるユニークな景観があります。また、散策路の終点近くには「水繞四門」(別名・止馬塔)と呼ばれる場所があり、金鞭溪が矿洞溪、龍尾溪と合流して広がる300畝以上の河洲が広がっています。

観光ガイド:
  • 観光のベストシーズン: 気候が穏やかで景色も鮮やかな春(4月~6月) と秋(9月~11月) が特におすすめです。春は万物が蘇り、山花が咲き乱れ、秋は空気が澄み、紅葉も楽しめます。夏季(7-8月)は緑が濃く、水量も豊かですが、にわか雨ややや蒸し暑さに注意が必要です。
  • 観光所要時間: 金鞭溪の散策には、歩く速さや写真を撮る時間にもよりますが、約2時間~3時間を見込んでおくと良いでしょう。のんびりと景色を楽しみたい方は、もう少し余裕を持った計画をおすすめします。
  • おすすめルート: 効率的に回るなら、「森林公園門票站」(森林公園入口)から入場し、金鞭溪沿いの遊歩道を「水繞四門」方面へと進むコースが一般的です。金鞭溪の入口は森林公園入口から約500メートルの場所にあります。その後、「水繞四門」からは環境保護バスを利用して他のエリア(例:袁家界)へ移動することもできます。
導览服务:
  • 日本語サービス: 現在のところ、金鞭溪エリアでの公的な日本語の音声ガイドや日本語対応可能なガイドツアーについては、確認されていません。主要な看板には中国語と英語が併記されている場合が多く、チケット購入や道案内については、翻訳アプリなどを活用すればスムーズに進められるでしょう。
基本情報:
  • 営業時間:
    • 7:00~18:00(張家界森林公園の開放時間に準じます)
  • 入場料: 金鞭溪単体の入場料はありませんが、張家界国家森林公園の入場券に含まれています。公園の入場券は228元/人(4日間有効)などが目安です。
  • アクセス: 張家界市街地のバスターミナル(駅近く)から「森林公園門票站」行きの直行バス(約10分に1本、所要時間約40分)を利用するのが便利です。森林公園入口から金鞭溪の入口までは約500メートルです。

注意事項:
  • 金鞭溪は人気のスポットのため、週末や祝日は混雑します。できるだけ平日を選び、午前中早い時間帯に訪れることで、比較的ゆったりと景色を楽しめる可能性が高まります。
  • 園内は非常に長い遊歩道が続くため、歩きやすい靴は必須です。また、天候が変わりやすい山岳地域なので、防水・防寒着や帽子、日焼け対策も忘れずに。石畳の道は雨で滑りやすくなることもあるので注意が必要です。
  • 峡谷内には所々に野生のサルの群れが生息しています。サルに食べ物を見せたり、挑発したりしないようご注意ください。また、ゴミは各自でお持ち帰りいただくか、指定のゴミ箱に捨て、美しい自然環境の保全にご協力ください。
ブログタイトルに戻る