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楊家界(ようかかい)── 張家界の秘境、断崖絶壁の芸術を歩く

スポット概要:
張家界国家森林公園の北西部に位置する楊家界は、袁家界の喧騒から離れ、より険しく、より原始的な風景を求める旅行者に愛される秘境です。
ここは、石英砂岩が長年の侵食によって形成された「峰牆」(峰の壁) が特徴で、数多くの切り立った岩壁がまるで天然の万里の長城のように連なる光景は、他ではほぼ見られない楊家界独自の景観です。
かつては土匪の拠点であったという歴史を持ち、「烏龍寨」や「天波府」 といったスポットには、かつてのミステリアスな雰囲気が残っています。観光団客が少なく、張家界の中でもひときわ険しく、体力を要するエリアですが、その代償として得られる絶景は、すべての努力を価値あるものにしてくれます。
見所:
  • 天波府(てんぱふ): 楊家界を代表する絶景ポイントです。十数層にも重なる天然の岩壁が広がる様子は、まさに圧巻。頂上の展望台へは、ほぼ90度に近い急な鉄製のはしごを攀じ登るスリル満点の体験が必要ですが、頂上からの360度パノラマは張家界旅行のハイライトとなるでしょう。
  • 烏龍寨(うーろんさい): かつて実際に土匪が隠れ家として利用していたという、非常に険しい地形のエリアです。山肌に刻まれた細い道をくぐり抜けて進む探検気分が味わえ、歴史ロマンを感じさせます。
  • 一步登天(いっぽとうてん): その名の通り、「一歩で天に登る」ことを意味するこの景観では、鉄のはしごで頂上を目指します。頂上は平坦になっており、天子山や黄石寨など周辺の山々を一望できる素晴らしいビューポイントです。
  • 空中走廊(くうちゅうろうか): 一步登天からさらに15分ほど歩いた先にある景勝地です。切り立った崖に沿って続く小道が、他とは違った角度からの風景を楽しませてくれます。

観光ガイド:
  • 観光のベストシーズン: 春(4月~5月)の新緑の季節や、秋(9月~10月)のさわやかで雲海が見られやすい時期がおすすめです。雨上がりの晴れ間は、雲海と奇岩のコントラストが特にドラマチックです。
  • 観光所要時間: 見所をじっくり回る場合は、3時間から5時間は見積もっておきましょう。歩く距離が長く、急な階段やはしごもあるため、余裕を持った計画が必須です。
  • おすすめルート: 楊家界の景観は、烏龍寨・天波府エリアと一步登天・空中走廊エリアに大別され、双方が少し離れています。効率的に巡るなら、まずは烏龍寨を経て天波府を目指し、一度戻ってから一步登天、空中走廊へ向かうルートが一般的です。いずれのエリアも道が行き止まりになっており、基本的に往復同じ道を戻ってくる必要がある点にご注意ください。

導览服务:
  • 日本語サービス: 楊家界自体には日本語の公式ガイドや音声ガイドはほぼないと考えておいた方が良いです。詳しい解説を希望される場合は、張家界到着後に現地の旅行会社で日本語対応可能なガイドの手配を依頼するか、事前に詳しいガイドブックやオンライン情報を入手することをお勧めします。
  • 移動手段: 張家界国家森林公園内では、環境保護バスが無料で運行されており、主要な景観間の移動に利用できます。袁家界から楊家界へもこのバスでアクセス可能です。なお、楊家界には索道(ロープウェイ)もあり、体力を節約したい方や、別の角度から景色を楽しみたい方には良い選択肢です。

基本情報:
  • 営業時間: 張家界国家森林公園の開園時間に準じ、7:00~18:00が目安です。
  • 入場料: 楊家界単体の入場券はなく、張家界国家森林公園の共通入場券(4日間有効)に含まれています。2025年現在、料金は258元(諸説あり)となっています。
  • アクセス: 張家界市にご到着後、まずは武陵源地区の「東門」(標識門) を目指します。そこから環境保護バスに乗り、「百龍エレベーター」で袁家界へ向かい、袁家界からさらに環境保護バスで楊家界入口へ向かうのが一般的なルートです。
注意事項:
  • 楊家界の小道は、袁家界などと比べて整備が行き届いておらず、砂利道や険しい階段が多いです。滑りにくく、歩きやすい靴は必須です。
  • エリア内はもちろん、環境保護バスの乗り場間の移動もかなりの歩行を要します。飲料水や軽食(エナジーバーなど) を携行し、こまめに水分とエネルギーを補給しましょう。
  • 園内には野生の猿が多く生息しています。食べ物をむき出しにしない、ビニール袋を揺らさない、目を合わせて挑発しないなど、注意を払ってください。
  • 楊家界は観光団客が少ないエリアですが、その分、道中に売店やトイレが少ない場合があります。主要なバス停や休憩所で事前に準備を整えましょう。
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