四川・九寨溝の伝統主食「糌粑(ツァンパ)」 ──チベット族の知恵が詰まった、高山の携帯栄養食
九寨溝の雄大な自然を旅するなら、ぜひ体験していただきたいのがチベット族の伝統食「糌粑(ツァンパ)」。青稞(はだか麦)を炒って粉にしたものに、バター茶やヤクのミルクを加えて練り上げる、チベット族の携帯栄養食です。見た目は日本の「麩」や「きな粉」に似ていますが、食べ方はまったく異なり、高山地带での生活の知恵が詰まった独自の食文化。九寨溝周辺のチベット族家庭では、今も朝食として親しまれています。

チベット族の遊牧文化が生んだ携帯食
糌粑の歴史は千年以上前まで遡り、チベット族の遊牧生活の中で発展しました。移動の多い遊牧生活の中で、携帯に便利で栄養価の高い食べ物として生み出された糌粑。

糌粑の3大特徴
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香ばしい風味:青稞を炒って粉にしているため、香ばしく素朴な味わい
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高い栄養価:高山地带での活動に必要なエネルギーと栄養素が豊富
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アレンジの自由さ:甘くしても塩味にしても、好みの味に調節可能

味わえる場所
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九寨溝周辺のチベット族民宿:家庭で作られる本格的な糌粑が体験できる
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九寨溝景勝地内のレストラン:観光客向けにアレンジされた糌粑も
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チベット族家庭訪問ツアー:現地の家庭で作りたての糌粑を体験
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松潘古城の茶館:伝統的な作法で糌粑を味わえる

食べるときのポイント
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伝統的な食べ方:
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木碗(木の器)に糌粑の粉とバター茶を入れる
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指で練りながら好みの固さに調整
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一口サイズに丸めて食べる
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おすすめの組み合わせ:
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バター茶や酥油茶との相性が抜群
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牦牛肉の料理やチベット式ヨーグルトとともに
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注意点:
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グルテンアレルギーの方はご注意を
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高山地带では消化が良いので、体調に合わせて
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独特の風味が気になる方は、はちみつを加えると食べやすく

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日本人におすすめの楽しみ方
「日本の麩やきな粉とどう違う?」と比較しながら、チベット族の伝統的な食べ方を体験してみてください。香ばしい青稞の風味と、素朴な味わい――高山地带で育まれたこの伝統食は、チベット族の生活の知恵を感じさせてくれます。九寨溝の大自然を満喫した後は、ぜひこの素朴で栄養満点の伝統食を味わってみてください。チベット族の家庭を訪れ、現地の人々と一緒に糌粑を作り、味わえば、きっと忘れられない旅の思い出になるはずです。

おすすめの旅行者タイプ
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食文化体験好き ★★★★★
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自然派旅行者 ★★★★☆
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写真家 ★★★★☆
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家族連れ ★★★☆☆

現在でも九寨溝周辺のチベット族家庭では、客人をもてなす際に糌粑を振る舞う習慣が残っており、チベット文化を体感できる貴重な味わいです。